「この臓器、売ります‥‥」―競売にかけられる身体(6)
2015年09月09日付 Jam-e Jam紙


腎臓売買を規制する法の不備:ブローカーは病人と貧窮者のつなぎ役

 法学者のファルシャード・エスマーイーリー氏は臓器を売ることをめぐる法的問題に焦点を当て、『タペシュ』の取材に次のように述べている。

1379年ファルヴァルディーン月〔2000年3/4月〕に「死亡した患者あるいは脳死が確定した患者の臓器の移植に関する法律」が可決されたことで、イランの法制度における脳死患者からの臓器摘出に関する指針が定められた。

しかし、生体ドナーからの腎臓の提供に関しては、民法の領域であれ、刑法の領域であれ、法理論上の見解の相違によって、〔生体腎移植関連の〕指針は通達のレベルにとどまってきた。こうした中、生体ドナーからの腎臓提供は我が国の法律において認められてきたのである。そして、この移植のやり方については、保健医療医学教育省の政令、〔‥‥〕特に「生体ドナーからの腎臓移植の提供に関する政令」で定められてきた。

 同氏は次のように続けている。

〔前述の政令の〕第4条の第1節によれば、生体ドナーからの腎臓提供に関する如何なる広告も禁止され、違反者は〔‥‥〕関係当局による法的訴追の対象となる。また、同条第2節では、生体ドナーからの腎臓提供の過程において、仲介をしたり商取引をしたりする行為は、いかなるものも禁止され、法的な訴追の対象となるとされている。

つづく


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(翻訳者:SK)
(記事ID:38710)