教育の機会、不法滞在のアフガン人生徒にも提供へ—今年メフル月(9/23~)より(5)
2015年09月21日付 Jam-e Jam紙

問題はいまだ残っているのか?

 私たちは教育省国際・在外学校問題センターのホセイン・ヌーシュアーバーディー副長官に、こうした噂や諸問題について話を聞いた。同氏は〔指摘されている〕諸問題のいずれも認めず、アフガン人生徒の極度の集中によって、彼らの登録ができなかった学校は片手で数えられるほどしかないと述べた。

 そこで私たちはAVA通信(Ahghan Voice Agency)〔※〕のイーサー・ホセイニー=マザーリー代表に情報収集の協力をお願いした。

※訳注:AVA通信は、ハーメネイー最高指導者を「イマーム・ハーメネイー」と呼ぶなど、恐らくはイランの肝いりで設立されたと考えられる通信社。この通信社は、アフガニスタン・カーブルを本拠地としている。

 ホセイニー=マザーリー氏によると、経済的に余裕があり、マシュハド市の北部に住むアフガン人の生徒たちの多くが問題に直面しているという。例えば、彼らが教育を受けるには、市の南部の学校に行かねばならず、こうした状況は〔こうした生徒たちを抱える〕家族にとって受け入れられないというのである。

 同氏は続けて、次のように述べている。

在留資格を持つアフガン人生徒の登録許可に関する通達が遅れており、これらの生徒たちは地区の学校に登録できなくなってしまっている。〔‥‥〕彼らは家から遠い学校に行かざるを得ず、長い距離を歩かなければならないという骨折りを甘受しなければならなくなっている。

 こうした証言からも分かるように、アフガン人生徒たちが教育を受けるときには、いまだ障碍に直面することがしばしばあるのである。もちろん、政府の新たな政策によって、こうした障碍が徐々に取り除かれるのは確実だが。〔‥‥〕

自主運営学校の終焉

 在留資格なしでイランに滞在してきたアフガン人たちは、何年もの間、教育から取り残された状況を穴埋めするために、自分たち自身のための学校を用意し、それを「自主運営学校」と称してきた。イラン教育省はこうした学校を違法と認定してきたものの、文字の読み書きのできない状況から脱するためには、アフガン人たちはこうした学校で教育を受ける以外に手段はなかったからだ。すべてのアフガン人がこれに希望を見出していたのだ。

 こうした学校の環境は多くの場合、教育には不適切であり、最低限の設備で運営されていることから、在留資格のないアフガン人の子供たちへの教育が許可されたことに伴い、これらの学校も徐々に整理され廃校となることが期待されている。

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(翻訳者:KH)
(記事ID:38829)