最高指導者「体制や指導部を受け入れようとしない者を含むすべて者が選挙に参加すべき」(1)
2016年01月10日付 Mardomsalari 紙


 イスラーム革命最高指導者は、何千人ものゴム市民との熱気に溢れた面会の中で、この街の市民が1356年デイ月19日(1978/1/9)〔※〕に起こした歴史的な蜂起を称賛し、さらに「革命の永続」の理由・要因について詳説した上で、「すべての人々による、高い意識に支えられた〔政治等への〕参加があれば、革命の永続も、国民の平和と安定も、また敵の陰謀に対する勝利も可能となるだろう」と強調した。

※訳注:西暦1978年1月9日は、イラクに亡命中のホメイニーを中傷する論説が新聞に掲載されたことに怒ったゴム市民が蜂起し、数十名が死亡した日。この日以降、死者を悼むデモが40日ごとに全国で行われるようになり、そのたびに多くの死者を出し、革命運動が拡大していった。

 イラン学生通信(ISNA)によると、アーヤトッラー・ハーメネイーは独裁王政に反対し、マルジャエ・タグリード(宗教最高権威)や宗教指導者らを支持する内容の、ゴム市民による1356年デイ月19日の蜂起を称賛した上で、ゴム市民を「革命の先駆者」と呼び、次のように付け加えた。

イマーム・ホメイニーの長年にわたる闘争と〔王政を非難する〕声明、そしてマルジャエ・タグリードや宗教指導者らが人々の中にもっている〔高い〕地位、これらが暴虐な王政と闘うにあたって有利な条件を用意した。そしてデイ月19日の蜂起は、きわめて重要なこの闘争のスイッチを入れたのである。

 同師は、「市民の勇気と聡明さ、そして闘争の場に参加することへの時宜をわきまえた責任感」こそデイ月19日の本質だったとした上で、「あの歴史的な蜂起は、イマーム〔・ホメイニー〕を守るために起きたのであり、その後イスラーム革命の勝利へとつながっていったのである」と付け加えた。

つづく


Tweet
シェア


この記事のつづきはこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:8411027 )
( 記事ID:39749 )