ダヴトオール首相「ディヤルバクル旧市街をトレドのようにする」
2016年02月01日付 Cumhuriyet 紙

アフメト・ダヴトオール首相は、(芸術家の)マフスン・クルムズギュル氏が自身に向けた発言に返答した。ダヴトオール首相の最近の議題には、ディヤルバクル旧市街での軍事作戦もある。「ディヤルバクル旧市街をトレドのようにする」と述べた。

ダヴトオール首相は、サウジアラビア訪問中にマフスン・クルムズギュルがツイッターで自身について書いたことに返答した。

アフメト・ダヴトオール首相は、「私を標的としたいくつかの告発がありました。私たちの同情心については、世界が証人です。私たちの不正など誰も目撃していませんが、我々の憐みの心については誰もが証人です。パレスチナの子どもたちも証人です。アラカン(ミャンマー)の孤児も証人です。飢えにより亡くなったソマリアの赤ん坊も証人です。ヤシン・ボルさんの母、父も証人です。東部や南東部でテロと闘っている若者も証人です。ディヤルバクルの住民も証人です」 と述べた。

■「我々が悪辣な連中をどれだけしっかりと止めているか誰もが知っている」

ダヴトオール首相は、「我々は誰に対しても悪辣にふるまってはいない。しかし、悪辣な連中をどれだけしっかりと止めているか誰もが知っている」と語り、 「PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)の不正を見ずして、政府と個人的に私に向けて悪辣だといっているが、私たちの過去、カンディルにいる者たちの過去を見てください。そのあとで、誰が悪辣で、誰が情け深いと人びとが発言するか見てください。トルコの民は私たちも彼らのことも見ている」と語った。

クルムズギュル氏は、「現在、負傷している子どもたちの罪は何ですか?ひどくないですか?罪ではないですか?あたなの憐みの心と良心に何がおこったのか?負傷している子どもたちと高齢者を死にまかせるとはどの宗教で説かれています?これほど悪辣でこれほど冷酷なことをあなたはどのようにおこなったのか、首相よ」と語った。

ダヴトオール首相は記者らに最近の話題に関する会見をおこなった。ダヴトオール首相の会見の要旨は以下の通り。

ダヴトオール首相は、「我々はテロを全体的にみている」と話し、「カンディルからジズレの街角まで全体的に見ていると同時に、80年代以来ジズレで初めて街角に入った。すべての都市を一掃するまでこの闘いは続きます。現在、軍事作戦の後にどのようなプロセスを始めればよいのか、それを準備しています。閣議で5-6時間このことを話し合いました。300の措置が確認されました。全省庁に業務が与えられました。今週からすべての大臣、副党首、国会議員は交互に現場に訪れます。また、自治体の長にも業務を与えました。郡をひとつひとつ取り上げます。ある郡での一部措置が間違っていても、他では正しいこともありえます」と述べた。

■新しい治安対策

ダヴトオール首相は、新しい治安対策の計画の検討に入ったことを明らかにし、「詳細はマルディンで金曜日に明らかにします。既存の治安対策ではこれらの件に対処できない状況にあります。新しい治安対策を講じる必要があります。しかし、そのことは治安対策が増加することを意味しません。単に諸条件に対応する対策を発展させることです。ここでは、旧来の治安対策で成功させることは大変困難です」と語った。

■「ディヤルバクル旧市街をトレドのようにする」

(同首相の乗った)飛行機に同乗したヒュリエット紙のアキフ・ベキ記者が伝える所によれば、ダヴトオール首相は軍事作戦で廃墟と化した地方について、 対策を考えていると明らかにした。ダヴトオール首相は、「こうした都市は90年代に歪み、無秩序に発展した。これらの事件が起きなかったとしても、都市計画化が必要な場所であった。ディヤルバクル旧市街、シロピ、ヌサイビン、同様の場所に対し、人間らしく生きることができる住宅をつくる。特にディヤルバクル旧市街では、ひとつ石の上に石を置いても、私の知る所となると言った。登録されたディヤルバクルの家々、モスク、教会、隊商宿といった、ディヤルバクルの建築群にいかなる損害も与えずに復旧させます。ディヤルバクル旧市街をそのように建設することでトレド(スペイン)のような建築群にして、誰もが見たがる場所にします」と述べた。

■「解決プロセスは継続する」

同首相は、解決プロセスに関連する質問について、「解決プロセスは継続する...。以下の意味で継続する。トルコでの民主化を通じて採られた措置との関連でプロセスについて触れるのであれば、このことを一時も止めたことはありません。これらの軍事作戦は継続します。トルコに武装組織がある限り、テロとの闘いを中断しません」と答えた。

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:39780 )