年の瀬にテヘランに流入する物乞たち(1)
2016年02月26日付 Jam-e Jam紙

【ジャーメ・ジャム・オンライン】街頭から物乞いを一掃せよとの大統領令も、テヘランを物乞いのいない都市に変えることはできず、一年の締めくくりの月[2月20日~]には、例年通り、首都の物乞いの数は増加傾向にある。

 メフル通信が伝えるところでは、2年間でテヘランを物乞いのいない都市に変貌させることが予定されていたものの、何百万[※100万トマーンは約3万3千円]もの収入を稼ぎたい物乞いたちにとって、テヘランは「もっとも行きたい街」であることに変わりはない。

 物乞いたちの平均月収は、物乞いをする場所や習熟度にもよるが、300万~2,000万トマーン[約10万~67万円]だと言われている。物乞いはどうやってこの街の通行人らを痛ましい心持ちにさせ、[お金を出そうと]ポケットに手を入れるよう彼らに促すことできるのだろうか。

 乳呑児をおぶった女性や子どもの方が、この街の通行人から簡単にお金を引き出すことが可能である。いつもうつろな目をしているこうした子どもたちは、10万~20万トマーン[約3,300~6,600円]で[プロの物乞いたちの間で]取り引きされていると言われている。

 年の瀬ともなると、テヘランは物乞い天国となる。いたる所から、中には近隣諸国からやって来る者もいる。しかし[今年に限っては]彼らはこの時期、街中から一掃される予定となっている。

 だが経験によれば、突貫的な一掃措置では、昔からあるこの問題を解決することはできないだろう。もしかしたら、何日間かは街の様子にも変化があるかもしれない。しかし、そのうちにすべて元の木阿弥というのがオチであろう。

つづく


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(翻訳者:PM)
(記事ID:40042)