観光地に流入する外国人乞食たち(3)
2016年02月16日付 Jam-e Jam紙

疾病:外国人乞食の手土産

 国内の乞食たちの一団に外国人乞食が付け加わることは、社会問題・社会病理の悪化と都市の景観の醜悪化をもたらすばかりか、残念ながら、国内における一部の病気の蔓延をも招くことがある。

 エスファハーン市違反行為予防・排除局局長は、同市で特定された先のグループに関して、次のように指摘している。

これらの外国人乞食たちに関して一考に価することとして、彼らがきわめて不衛生な状況に置かれているという点が挙げられる。例えば、彼らの一部は何か月も入浴しておらず、各種の病気のキャリヤーになっていたのである。

 この件に関し、数か月前、ブーシェフル医科大学の学長は世界マラリアデー国際会議の場で、昨年同州では69名がマラリアに感染し、そのうち68名はパキスタン人ないしはアフガン人であったと報告した。彼らは主にこの州、特にその中心部で物乞い行為に従事しており、自らの汚染と病気を容易に、市内そして市民らの間に拡散させているのである。

イーラームにいる参詣者たちを目当てにした外国人乞食たち

 外国人乞食を抱えるもう一つの州となっているイーラーム州の福祉庁社会問題局の専門家は、ジャーメ・ジャム紙に次のように述べている。

同市の乞食たちのほとんどは、地元民ではなく、他の州、さらにはインドやパキスタン、アフガニスタンといった国の出身者である。乞食たちを整理・管理するための正式の機関がなく、またこの問題にかかわっている複数の機関の間には協力関係や協調関係も不在であることが、乞食たちにとっての安全地帯がこの街に生まれ、彼らが増加する原因となっている。

 ザフラー・ナーデリー氏は、さらに次のように付け加えている。

アタバート〔※〕に赴く参詣者たちがこの州を通過し、彼らおよびイーラーム市民が同胞愛から乞食たちを援助してしまうという神の恵み(バラカ)のおかげで、乞食たちは大変結構な収入を得ている。特に春や夏、そしてアルバイーンのような参詣の季節になると、同州にはこうした乞食たちが増えるのが見られる。

※訳注:イラクにあるシーア派4大聖地(ナジャフ、カルバラー、カーゼマイン、サーマッラー)のこと。12人のイマームのうち、6人の墓廟がある。イラクと国境を接するイーラーム州は、これらの聖地に赴くイラン人参詣者たちの中継地となっている。アルバイーンは第三代イマームのホセインの殉教から40日目を悼む日で、多くのイラン人が彼の墓廟のあるカルバラーを訪れる。

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(翻訳者:SFM)
(記事ID:40072)