南ホラーサーン州で続く干ばつという「高熱」—「解熱」のための水もなく(1)
2016年04月27日付 Mardomsalari紙
干上がった南ホラーサーン州のダム。看板には「遊泳禁止」とある(http://www.mehrnews.com/news/3039979)
干上がった南ホラーサーン州のダム。看板には「遊泳禁止」とある(http://www.mehrnews.com/news/3039979)

【マルドムサーラーリー紙5面:ビールジャンド】国内でもっとも雨量低下が激しい南ホラーサーン州は今年、渇水ランキングで首位に立った。これによって、同州の平野では大規模な地盤沈下が起きている。

 メフル通信によると、南ホラーサーン州では干ばつという名の「高熱」が何年にもわたって下がらない状況が続いており、むしろ泉やカナート、井戸の「渇き」は年々悪化の一途を辿っている。押し寄せる干ばつの波は南ホラーサーン州をひどく苦しめており、樹木や庭、泉、カナート、井戸をはじめ、魚、ハチ、野生生物にいたるまで、どんなものもその害から免れられずにいる。18年に及ぶ干ばつを経た今、砂漠化したこの州では、どこをみても干ばつの跡が深く残されている。

 カナートの枯渇、木々の消失、農家の失業と〔麻薬売買などの〕「偽りの職業」への依存、そして大量の村人らの移住、これらはこの州で続いている干ばつがもたらした結果のほんの一部にすぎない。この州で干ばつが引き起こした諸問題やその被害の数々を列挙するだけで、浩瀚の書となるだろうし、それでも事の真実は十分に説明しきれないだろう。

 南ホラーサーン州における干ばつの影響及びその結果は甚大で、南ホラーサーン州農業ジハード局長が昨年、同州の村の5割で住人がいなくなってしまったと発表するほどである。ハーシェム・ヴァリープールモトラグ氏によれば、「南ホラーサーン州の村落3563箇所のうち、1680箇所は住人がいなくなってしまった」というのである。同氏は、村人たちが移住した最も大きな原因は干ばつと水危機にあると指摘している。

つづく


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(翻訳者:TSHR)
(記事ID:40477)