南ホラーサーン州で続く干ばつという「高熱」―「解熱」のための水もなく(2)
2016年04月27日付 Mardomsalari紙
http://news.moe.gov.ir/Detail.aspx?ANWID=37785
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 いずれにしても、州の農家たちがただ望んでいるのは秋と冬の降雨なのだが、州気象局長や州危機管理局長らは渇水傾向がこれからも続くことを、依然として伝えている。干ばつの影響により、地下水の水位が50センチメートル以上、下がっており、水質も低下しているという。〔‥‥〕

 南ホラーサーン州地域水道社の社長は、〔ダムや地下水などの〕州内の「水瓶」の水位低下に関し、〔‥‥〕サラーヤーン平原やセ・ガルエ市域、アーヤスク地区、およびフェルドウス平原では地盤沈下が起きていると指摘したうえで、次のように述べている。

残念ながら、我々はこれらの平野で深刻な現象を目の当たりにしている。それは水道管やガス管、道路などをはじめとするインフラ設備にとって、深刻な脅威であると考えられている。

 同氏はさらに、「地下水が無闇にくみ上げられたり、州内で渇水が続いていることなどが原因で、州における地盤沈下現象は悪化している」と話す。

 同氏はまた、こうした地盤沈下問題をすぐに取り除き、対処する方法は存在しないと指摘した上で、次のように強調している。

〔‥‥〕砂漠化したこの州に水を引けば、干ばつという「高熱」と、それがこの州に引き起こす悪影響を和らげることも可能だろうが、しかしこれは何十億もの予算を必要とする長期計画であり、それが実行されるまでに、この州からは生命は跡形もなくなっているだろう。この問題では、短期的なプランを考える必要があるのであり、その近道は水の適正利用以外にない。


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(翻訳者:CHK)
(記事ID:40478)