S-300、お披露目される―イラン、ミサイル防衛システムを有する限られた数の国に仲間入り(3)
2016年04月18日付 Iran 紙
http://samaaknews.com/67029/
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S-300ミサイル・システムの特性

「S-300」システムは第三世代のミサイル防衛システムであり、その設計・製造は1970年代の終わりにロシアで始まった。〔……〕

 軍事専門家らは、S-300をアメリカの対ミサイル・システム「パトリオット」に匹敵するものであると評価している。S-300ミサイル・システムは
距離150キロメートル内、高度27キロメートル内を飛行する標的を撃墜することができる。このシステムはまた、同時に100もの標的を追跡し、かつ同時に12もの標的と戦闘と行う能力を備えているのだ。〔……〕

 ロシアはこのシステムの売却契約を、イラン以外では、リビアやシリアといった国々と結んできた。またこのシステムをロシアから直接購入することができなかったイスラエルも、クロアチアが購入したS-300を買い入れている。ただし、契約上、このシステムを第三国に譲渡することは禁止されている。

 また、S-300システムのイランへの納品が現実味を帯びるようになると、サウジアラビアもロシアからS-400システムを購入することに意欲を示すようになっている。

 ロシアとイラン以外で、S-300システムのさまざまなバージョンを購入ないし運用している国としては、アルジェリア、アルメニア、アゼルバイジャン共和国、ベラルース、ブルガリア、中国、ギリシア、カザフスタン、スロバキア、ウクライナ、ベネズエラ、ベトナム、エジプトの13カ国がある。

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( 翻訳者:MO )
( 記事ID:40554 )