家庭コンサルタントが指摘「二組の結婚のうち一組は家庭内離婚の状態」
2016年06月23日付 Mardomsalari紙

【マルドムサーラーリー紙3面】心理学者で家庭シニア・コンサルタントの人物は、二組の結婚のうち一組は家庭内離婚の状態にあると指摘した。

 イラン学生通信によると、トゥーラジ・シャムシーリー氏は「家庭内離婚」は最も恐ろしく、また最も人目に触れない離婚の一種だと強調し、次のように述べている。

家庭内離婚〔※原義では「(形式上ではなく)感情・情緒の上での離婚、感情面での隔たり」の意〕は、「音なき離婚」「姿の見えない離婚」など、様々に呼ばれている。感情や認識、性的生活、婚姻生活などの面における夫婦間の関係に何らかの問題が生じ、それが互いに対する無理解や共感の欠如を伴うようになると、決まって夫婦の間には悪感情が生じ、夫婦の共同作業は減り、夫婦関係の冷却化がもたらされる。そして時の経過とともに、互いに対する魅力や信頼感は弱まり、互いへの無関心と家庭内離婚が忍び寄ってくるのだ。

 この心理学者によれば、法的な離婚のために裁判所を訪れる人の多くは、家庭内離婚の状態を経験しているという。シャムシーリー氏は家庭内離婚を示す統計について、次のように付け加えている。

我が国には公式なデータベースはなく、それぞれの組織が独自の統計を発表している。しかし調査によれば、二組の結婚のうち、一組は家庭内離婚の状態にあるということが指摘できる。このことをもたらす最大の原因の一つとして、この問題について〔社会で〕議論がなされておらず、原因の究明も行われていないことが挙げられるだろう。あるいは、次のように指摘することもできる。すなわち、対策が提起されず、〔そのことが〕徐々に社会を、内側から蝕んでいるのだ、と。

〔‥‥〕

 シャムシーリー氏は、家庭内離婚というものは〔夫婦が共に暮らす〕時間が経つにつれて生じるものなのかという疑問について、「家庭内離婚というのは、結婚一年目から起こるものである。知り合って婚約をしたときから寿命が尽きるまで、家庭内離婚が夫婦生活の中で脈打っているといったことすらありうるのだ〔‥‥〕」と指摘している。

 この心理学者はさらに、

共同生活が始まった当初は、内面的、精神的、性的、人格的な魅力のために、こうしたこと〔=家庭内離婚〕はあまり起こらないかも知れない。しかし、家庭内離婚が起こる特定の期間といったものは存在しないということも、指摘しておかねばならない。われわれは家庭内離婚から〔家庭を〕守る準備を常日頃からし、結婚の前から〔結婚生活を〕守るための術を学んでおく必要がある。そして結婚生活の成熟、人格的な調和、そして性的調和の三つからなる「〔円満な〕結婚生活のためのトライアングル」を手に入れておくことが必要なのだ。もしこのバランスを可能な範囲で手に入れることができなければ、家庭内離婚に陥る可能性も、極めて高いものとなるだろう。

 との見方を示している。

〔‥‥〕

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(翻訳者:FJSW)
(記事ID:40948)