国会議員ら、13歳以下の少女婚に関する法律の見直しに着手―本紙がリポート(2)
2016年12月16日付 Iran紙
テイイェベ・スィヤーヴォシー議員
テイイェベ・スィヤーヴォシー議員

早すぎる結婚がもたらす混乱

 13歳以下の児童婚をめぐって出された驚愕すべき数字は、「離婚ないし死別によって配偶者と別れた子どもが2千人」というものにとどまらない。先週、「児童婚シンポジウム」で示された数字によると、18歳以下で嫁いだ少女の数は4万2千人に上るとされ、ゾルガドル氏によれば、この問題は社会に大いなる混乱をもたらしているという。また、国内の一部の地域では5歳から6歳の少女が婚姻契約を結ぶ行為が常態化しているとのリポートも出されている。

 科学技術大学で開かれた先のシンポジウムの主催者であるイマーム・アリー学生支援協会の報告によると、こうした結婚の中には、小さな花嫁が逃げ出し、ストリート・チルドレンと化してしまう事例も一部にあるとされる。

 この協会の代表を務める人物は、児童婚は一種の「商取引」だと指摘する。そしてこの種の「商取引」によって得られた収入は、最終的には両親が買うドラッグの費用に充てられているというのである。

 アーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーは、国会文化委員会の委員を務めるゾルガドル、テイイェベ・スィヤーヴォシー両氏の早婚に関するイスラーム法的判断の問い合わせに答える中で、次のように述べている。

私はファトワー(教令、イスラーム法的判断)の見地から、〔児童婚を認めるような〕こうした許可を与えたことはないし、今後も与えない。過去にはこうしたことが認められたこともあったかもしれない。しかし今では、それが有している諸々の悪を理由に、女性が精神的に成熟し、判断能力を有するようになるまで、結婚は許されない。私はこうした結婚は無効であるとのホクム(法的判断)を下す。

 ゾルガドル氏によると、マカーレム=シーラーズィー師は父親の許可だけでは十分ではなく、またこの問題では年齢的条件のみを考慮するべきでもないとの考えを示しているという。実際、17歳になっても、精神的成熟に達していない人もいる可能性があるからだ。

つづく


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(翻訳者:SHT)
(記事ID:41909)