国会議員ら、13歳以下の少女婚に関する法律の見直しに着手―本紙がリポート(4)
2016年12月16日付 Iran紙

 ファーテメ・ゾルガドル氏は、その他の議員らもアーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーの見解発表に歓喜しているとし、現国会は〔保守派中心の前期の〕第9期国会とは大きく異なるとの見方を示している。〔例えば〕多くの社会活動家の抗議によって可決はされなかったが、第9期国会は義理の親子間の結婚を認める法律〔※身寄りの無い少女を引き取った保護者が、その少女と結婚することを認める法律〕を可決しようとしたことがある。

 ゾルガドル氏は違反行為が起こらぬよう、民法1041条を改正することで、低年齢者の結婚については法的権限を認められた機関が決定を下すようにすべきであり、戸籍庁の役場や裁判所に対してこれまで以上の監督を行うべきだとの見方を示している。

 同氏はカップルの精神的・肉体的成熟を調査するための委員会の設置について、「関係機関、例えば裁判所や法医学庁などの代表者たちからなる委員会を設置して、〔結婚しようとしている〕人たちの精神的、肉体的成熟度について判断を下すべきです」と述べている。

 「児童婚は文化にその根源がある」

 社会学者のアフマド・ボハーラーイー氏は、児童婚問題の根本はサブカルチャーの中に探る必要があるとの見方を示している。「〔法律などを〕書いたり通達を出したりしても、ある現象の発生を防ぐことはできません」。同氏は児童婚や事実婚などの現象が起こるのは、文化的状況に原因があると指摘し、次のように述べている。「わたしたちは社会学者として、社会がどのような状況に置かれているのか、あるいはいかなる要因がこうした現象の拡大の原因となっているのかを見なければなりません」。

 同氏によると、こうした要因が除去されない限り、法律によってある出来事の発生を防ぐことはできないという。同氏は社会が諸々の現象に時折注意を払うだけでは、文化の停滞を招くことになると指摘し、「病的な諸問題が自らの姿を現すのは、こうした状況においてなのです」と述べる。

 ボハーラーイー氏は、「今日、わたしたちが自らに問わなければならないのは、なぜ21世紀になっても、いまだ社会は13歳以下の児童婚問題に頭を悩まさなければならないのか、ということです」と述べる。

 同氏はどのような行為にも、たとえ13歳の少女による結婚であっても、それなりの肯定的な意味が存在するものの、周知の通り、こうした年齢での結婚の肯定的な意味は、それが有するマイナスの意味よりもずっと少ないと指摘している。

 ボハーラーイー氏は結婚を13歳以上とする法律の改正によって結婚年齢を引き上げるために、多くのマルジャエ・タグリードたちがアーヤトッラー・マカーレム=シーラーズィーに続くだろうと予想している。

 ある公証役場の責任者の人物は本紙の取材に対し、13歳での結婚は貧困家庭や社会的立場の弱い家庭にのみ限られるものではないとし、「私自身、先日、13歳の少女が結んだ結婚契約を読み上げました。その少女は億万長者の家の出だったのです」と述べている。

つづく


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(翻訳者:MH)
(記事ID:41911)