国会議員ら、13歳以下の少女婚に関する法律の見直しに着手―本紙がリポート(5)
2016年12月16日付 Iran紙
アルザニー氏
アルザニー氏

一時婚の道をシャットアウトする必要も

 法律家のザフレ・アルザニー氏は現実を変える必要があるとし、今日では自らの意思によってであったとしても、14歳〔※ママ〕の少女が結婚できるような状況を法律は容認するべきではないと指摘する。「わたしたちの祖母たちは10歳で結婚したものです。彼女たちが離婚するようなこともありませんでした。彼女たちはそれでとても満足だったのです。しかし、今や状況は変わったのです」。

 同氏は結婚はしたものの、離婚条件についてはなにも手にできず、〔夫の〕家に行って生活を送っているような少女たちの存在について言及する。「彼女たちの身にどんな災厄が降りかかるのか、予想もつきません!」

 アルザニー氏は多額の結納金や婚資金を得る代わりに結婚生活に入った少女たちの話に注意を向けた。「もしこの少女の結婚生活が破綻し、実家に帰りたくなっても、家族の人たちは〔夫の家からもらった〕あのお金を返すことができないため、少女を脅してでも、夫のいる家に戻してしまうのです」。

 同氏は早すぎる結婚がもたらす悪影響について触れ、「なぜ子どもが結婚して、その挙げ句に13歳で6ヵ月になる赤ん坊を連れて、父親の実家に舞い戻るなんてことをしなければならないのでしょうか」と訴える。

 同氏はマルジャエ・タグリードたちの協力を得て、国会で婚姻法〔で認められる結婚年齢〕を18歳に引き上げるべきだと強調する。法律家である彼女はさらに、こうした改正を経た後も、司法権は原告として、この分野で起きる違反行為に真剣に対処すべきだと指摘する。

 アルザニー氏は一時婚の廃止も〔婚姻年齢に関する〕この法律を〔抜け道をふさいでしっかりと〕施行する一つの方法であると言う。「というのも、こうした家族は娘が法的な年齢に達するまで、彼女を一時婚に出してしまう可能性があるからです」。法律家である彼女によれば、そうすれば違反行為の抜け道をふさぐだけでなく、子どもたちを一時婚に出してしまうという結果を防ぐことにもつながるという。

神への反逆

 女性バスィージ協会のミーヌー・アスラーニー会長はゾルガドル議員の議論に対し、父親の許可を無視し、女性の結婚に対する年齢条件を改正することは神への反逆だとした上で、ファールス通信とのインタビューの中で、次のように述べている。「これは宗教の教えに反しているだけでなく、人間の本性とも矛盾しているのです。〔‥‥〕」

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(翻訳者:MSHR)
(記事ID:41912)