ホッラムアーバードから5キロの場所で3人の子供と暮らすホームレス一家の生活(1)
2017年01月03日付 Jam-e Jam紙


【ジャーメ・ジャム・オンライン】ここ最近、ホームレスや「墓穴を寝床とする人たち」に関するニュースや、この問題の解決に向けた政府の驚くべき提案、ならびにそれに対する〔国内外の〕反応について耳にすることが多い。こうした中、次のような疑問が提起されている。すなわち、「墓穴を寝床とする人たち」やホームレスに対して避妊手術を施してはどうかなどとする案は、これらの問題の唯一の解決策なのだろうか。果たして、貧困層や洞穴を住処とする人たち、テントを寝床とする人たちに対する避妊手術案を、政府は実行に移すべきなのだろうか、という疑問である。〔‥‥〕

※訳注:2016年12月下旬、数十名のホームレスがテヘラン郊外にある墓地(使用前の墓の穴の中)で寝泊まりをしていることが、イラン国内の一部メディアで報じられ、それに対してテヘラン州政府の関係者が、こうしたホームレスは麻薬中毒者で、時にエイズに罹っているので、社会問題の再生産を防ぐためにホームレスの女性たちに不妊手術を施すべきだ、などと発言した。

 〔イラン南西部ロレスターン州〕ホッラムアーバードから5キロのところに、ある家族が暮らしている。彼らは最低限の生活上の便宜〔※ガス、上下水道、電気、学校、病院などのこと〕も奪われた状態にあり、3年以上も古びたビニール製のテントの下で雨露をしのいでいる。ここ最近は寒さと雨が原因で、泥水がたまった場所で、厳しいテント暮らしを余儀なくされている。彼らの「家」にある家財道具は、周辺にあるガラクタしかない。

 ヤーヴァリーさん一家はここ最近、貧困と空腹、病気、非衛生的な環境、そして冬の寒さと格闘している。彼らは3年以上もの間、春の温暖な気候と夏の暑さに希望を託して、冬の寒さをやり過ごしているのだ。

つづく


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(翻訳者:KY)
(記事ID:41982)