「クーレバル」――生活のために肩を歪めざるを得ない者たち(5)
2017年02月07日付 Mardomsalari紙

ここの仕事のなさは、逆に感嘆するばかり

 最近では、失業問題が我が社会の若者たちの多くが抱える問題となっている。しかしこの悲劇は、国境地域でより深刻である。コルデスターン州の国境地域の中でも、とりわけマリーヴァーン県の国境の村々は、その自然環境と経済的な発展の遅れが原因で、十分な働き口を提供することができずにいる。ここはまさに、「孤立地域」というカテゴリーにぴったりだ。

〔‥‥〕

 その一方で、国境地域は密輸という地下活動にはもってこいの場所でもある。こうした活動は、国境地域にとってずっと昔からある、最も一般的で馴染みの仕事の一つであり、こうした地域の特権とでもいえるものだ。

クーレバルになるための条件とは?

 10歳から80歳まで!年齢は決して重要ではない。この険しく凍てついた山岳地帯では、性別だって関係ない。重要なのは、道を知っていることと体力である。中には高卒者も大卒者もいるし、ときには現役の大学生すら見つけることができる。〔‥‥〕彼らの命を奪うのは地雷だけではない。崖からの滑落などなど、その他の何千もの罠を乗り越えねばならないのだ。

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我が国で最も弱い立場に立たされた人々

 多くのクーレバルたちは止むを得ず、自らの肩を重たい商品の柱を支える「礎石」にしていることに、疑いの余地はない。特に負傷したときにクーレバルたちをサポートしてくれるような機関は、政府系であれ民間であれ存在しない。こうした事情は国境の向こう側で負傷した者にとっては、非常に深刻である。

 厳しい取り締まりが行われる一方で、こうした人々の支えとなるものが一切ないことが、彼らの心の中にある希望を萎えさせてしまっている。

 「毎年、多くのクーレバルたちが国境で命を落としています」。

 この地域に暮らす心優しき人々は、何年もの歳月を経てなおも、疲れ切った彼らの肩から荷を降ろしてくれるのではないかと、国の責任者たちの仕事に期待に満ちた目を向けている。法律による取り締まりという方法によってだけでなく、むしろ〔雇用創出のための〕施策・政策によって、自分たちの肩を楽にしてくれることに、期待を寄せているのである。

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(翻訳者:TSHR)
(記事ID:42336)