安全なチャハルシャンベスーリーを—SNS上でキャンペーン、広がる(1)
2017年03月09日付 Iran紙


 プラスコ・ビル倒壊事故で16名の消防士が殉教したのを受け、SNSユーザーやアーチスト、ジャーナリストらのグループは「年末のチャハール・シャンベ・スーリーにノー」キャンペーンを立ち上げている。この行事が今年、安全かつ伝統的な形で行われるよう、そして首都テヘランでは事故が頻発するこの日、消防士らが危険な任務に出動することが少なくなるよう、願ってのことだ。

※訳注:チャハール・シャンベ・スーリーはイラン暦の年の最後の火曜日の夜に炎の上を飛んで一年の穢れを落とす、ゾロアスター教に由来する行事。毎年、爆竹や花火などを使った「危険な火遊び」に発展し、その結果、負傷したり、ときに命を落したりする者が後を絶たない。

 「消防士たちに敬意を表し、危険なチャハール・シャンベ・スーリーにノーを」のキャンペーンが立ち上げられたことを、〔‥‥〕エスファンド月8日〔※2月27日〕に初めて明らかにしたのは、消防庁の報道官だった。このキャンペーンは現在、「#危険なチャハール・シャンベ・スーリーにノー」のハッシュタグが付いた形で、著名人らの間でネット上でフォローされている。著名人らはこのキャンペーンに参加することで、人々に対し爆竹や発火物を使用しないよう呼びかけているのだ。

 パルヴィーズ・パラストゥーイー〔俳優〕は「チャハール・シャンベ・スーリー・ボイコット・キャンペーン」と題された自身のインスタグラム上のページにこのキャンペーンについて掲載し、プラスコ・ビル倒壊事故の日の消防士たちの姿を写した写真を掲げた上で、「今年からは火を起こし、その上を飛んで楽しもう。爆竹やその他の禁止されたモノにお金は使わないようにしよう。チャハール・シャンベ・スーリーは私たちのお祭りですから」と書き記している。

 例年、警察や消防、救急は基準に満たない発火物や爆竹の使用に対して警告を発しているが、にもかかわらず、チャハール・シャンベ・スーリーに伴って毎年のように事故が起き、多くの者が火傷を負っている。こうしたことから、今年はSNS上でキャンペーンが立ち上げられ、ユーザーらは互いにこの日に爆竹は使わないよう呼びかけているのである。

 他方、テヘラン消防庁の報道官を務めるジャラール・マレキー氏は、同日テヘランでは千ヵ所以上に消防士らが配置される予定であることを明らかにしている。また、イーラジ・ハリールチー保健相代行は昨年のチャハール・シャンベ・スーリーでは10名が命を落とし、救急病院への訪問件数も3千件近くに上ったと発表している。

つづく


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(翻訳者:KY)
(記事ID:42379)