コラム:米メディアの実態(2)
2017年03月16日付 al-Hayat紙


■目と耳(エジプトとサウジアラビアとより良い未来)(2)

【ジハード・ハーズィン】

サウジアラビアは今日、他のいかなる国よりも多く石油を生産している。同国の生産は国内需要を満たしており、他国への供給が可能である。エジプトでのガス生産は今年中に開始される予定で、まずはエジプト国内の需要を満たし、その後は輸出に向けて徐々に生産量を伸ばすだろう。

米国のリクード支持者たちは、このような状況を喜んではいない。米国は湾岸諸国を「保護」しているが、トランプ大統領は湾岸諸国に保護に対するさらなる見返りを望んでいるというのが私の見立てだ 。米国は、ロシアとイランの脅威が湾岸諸国に迫っているため、自発的に湾岸諸国を「保護」しているのだ、そう私は言いたい。

米国はイエメンでのフーシー派に対する 戦争 で湾岸諸国を支援する際、他のいかなる利益を差し置いて国益 を優先しようとしている。それは、マンデブ海峡がヨーロッパと西側世界へのエネルギー(輸送)ルートであるからだ。フーシー派は、同地域でアラブとアメリカの戦艦にミサイルを発射したこともある。

さらに私は、トランプ政権がエジプトに武器を輸送するだろうと見ている。オバマ政権は、人権と人権擁護団体のデモに対するエジプト政府の姿勢に抗議し、武器輸送を停止していた。しかし、これは正しい解釈ではない。なぜなら、オバマ大統領がムスリム同胞団を支持していたのは、おそらく、彼の父がイスラーム教徒だったからだ。事実、彼はイスラエルを全面的に支持する上下両院 が対決姿勢を示すと、何をすることができなかったのだ。

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(翻訳者:藤木郁理)
(記事ID:42396)