消費者を惑わす表示、禁止にー「村のヨーグルト」「伝統の味」な使用不可
2017年07月31日付 Cumhuriyet紙

食糧農業畜産省は、消費者の買い物における間違いを最小にするための措置を取り、食品パッケージで使うことができる表示や禁止事項を示すガイドを作成した。ガイドによると、食品パッケージに「本当の」あるいは「本物の」といった表現は決して用いることができない。「伝統的な」という表現を使用するには、30年という条件がある。

食糧農業畜産省は、消費者が買い物で間違えないようにするため、食品パッケージガイドを作成した。食糧管理総局によって構成されたガイドには、食料品の表示において注意が必要なすべての項目が例とともに説明されている。

ヒュッリイェト紙のハジュ・ボヤジュオール氏の説明によると、ガイドにある項目のなかには、「本当の」あるいは「本物の」といった表現が食品パッケージに使われなくなるということも記載された。ガイドは、本物のはちみつ、本当の果実/果実入り、本物のマラシュアイス、のような説明を食品パッケージに書くことはできないとしており、同ガイドによれば、「伝統的な」という表現を使用するには30年同じ製法で生産することという条件がある。ガイドに記載されている説明の一部は以下の通りである。

■マーガリンに撹拌機は禁止

マーガリンの食品パッケージにバターを彷彿させるようなビジュアルイメージ(撹拌機など)は使用できない。製造で果物や野菜に代わって完全に香料を使用している食品のパッケージに、果物や野菜のイメージが使われている場合、その食品が「香料入り」であるということを、そのイメージが描かれている場所に強調しなければならない。食用の氷入りの食品に「ミルクとその副産物」が全く使用されていなかった場合、このような食品のパッケージには牛のようなイメージを記載することはできない。

■「手作り」の条件

フィロ職人がフィロをつくる生地を手でこねていなくても、フィロを手で薄くのばしているなら、この場合「手作り」という表現を使用することができる。しかし、サルマの調理工程の一部が手作業で行われていても、食品にそれと特徴づける、巻くという作業が機械で行われていたなら、この場合「手作り」という表現の使用は適切でない。

■「村のヨーグルトと言ってはいけない」

「農場風のヨーグルト」、「村風のヨーグルト」、「村のヨーグルト」、「農場のヨーグルト」のような表現は使用できない。ただし、「メキシコ風チキン」、「エディルネ風レバー」のような、食品の味や風味、調理方法といった具体的な特徴を描写する表現は使用できる。

■「伝統的な」を使うのは困難

「伝統的な」という言葉を食品名に使うためには、厳格な食品規格で認められていること、あるいはトルコ特許庁によって登録されていること、あるいは伝統的な生産・作業方法、伝統的な混合物、伝統的な原料または材料といった点で少なくとも30年間使用されていると証明されていることが必要になる。産業的な規模で生産される食品に「自家製」という表現は使用できない。ただし、「自家製の味」、「おふくろの味」のような表現は、消費者の選択にゆだねられるため使用可能である。

■「ビールは新鮮と称してよい」

「新鮮な」という言葉は、その意味が明らかである場合にのみ使われなければならない。たとえば、新鮮な果物のみから造られた新鮮なフルーツサラダ、販売の段階で冷蔵保存されていて、貯蔵機関がとても短い新鮮な乳製品(低温殺菌されたクリームやカイマクなど)、市場にある同様の商品と比べて貯蔵期間がより短く、殺菌されていないビールに使用できる。殺菌された飲用牛乳には「殺菌済みの新鮮な飲用牛乳」という表現を用いることができる。ただし、超高温加熱処理(UHT)や殺菌消毒を施した牛乳には「新鮮な」という言葉は使用できない。

■「パスタ」か、「マカルナ」か?

カプチーノは、消費者が容易に認識できるため補足的な情報の必要がない。アヒルのレバーに「パテ」という名を使ったのなら、この表現に添えて「アヒルのレバー」という表現も使用しなければならない。「クォークチーズ」には「フレッシュチーズ」という表現も使用する必要がある。イタリアで、マカルナ※は「パスタ」として名付けられている。この製品が、包装されたパッケージ内かパッケージ上にマカルナを想起させるビジュアルイメージを全く伴わずにイタリアから輸入された場合、国内市場へ出される前に、パッケージ上に製品名として「マカルナ」と記載されなければならない。
※訳注:「パスタ、スパゲッティ」を意味するトルコ語。トルコ語で「パスタ」といえば、「ケーキ」を意味する。

■「大きな文字で記載されなければならない」

マントゥは、消費者から肉入りであることが期待される。しかし、肉の代わりに、あるいは肉とともに豆が使われている場合、「豆」が製品名のそばに適切な形で明示される。このような場合、先の「豆」という表現は、食品名である「マントゥ」という表現が書かれたフォントサイズの、少なくとも75%の大きさで書かれる。

■トランス脂肪酸の制限

トランス脂肪酸に関する栄養の通知は、他の立法規定が隠されているならば、その食品が2%以上のトランス脂肪酸を含んでいなければならない。トランス脂肪酸が2%未満の場合、トランス脂肪酸の量を任意で表示することができる。

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(翻訳者:金戸 渉)
(記事ID:43167)