トルコ・サウジ両首脳、電話会談
2018年10月21日付 Cumhuriyet紙

 10月2日の事件後のトルコとサウジの政府関係者のやり取りが今後のプロセスを決めた。トルコは、この進展で国際的責任から当面のところ、解放された。 

 入手された情報によると、カシュクチュ(カショギ)氏の失踪以後、トルコは手中の情報をもれなくサウジアラビアへ伝えた。この目的で、タイイプ・エルドアン大統領は、元サウジ王室の家族のうち、「保守派」とされる人物と会談した。この会談で、トルコの手中にある情報と共にトルコ政府の出方対応が伝えられた。

 その後、エルドアン大統領に、サウジのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王から電話がかかってきた。電話会談は、最高レベルでこの危機が相談された。この場で、二国は最も穏やかな方法での問題解決に合意した。その後二国の当局者の介入を経て、カシュクチュ氏死亡の問題をサウジアラビア自身が調査し明らかにすることで解決すると決定した。この方向性で、サウジの政府関係者は「許可されていない尋問が死因となった」との容疑で調査を始めた。この調査の一環として、トルコへ来たチームとこのチームのメンバーと任命したサウジの高官らについての調査が進められている。

 サウジアラビアが開始した調査と、現時点でトルコが二国間で「最小限の被害」のまま収束させるプロセスに、アンカラ政府は同意したと言われている。トルコは、自国に対する非難を避け、事件後展開される外交と接触の進展でアンカラ政府がトルコとしてはこのやり方での問題解決を目指しているとみられている。
 当該の関係者は、問題が現在のこの状況の後、さらにサウジ政府を巻き込み、リヤド政府がこの状況の後は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツを説得する必要性を強調している。

【訳者注】同記事後、トルコはサウジに容疑者の引き渡しを求めており、記事とはちがった方向に事態は進展している。

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(翻訳者:甲斐さゆみ)
(記事ID:45593)