CHP「青年白書」公開―若者はAKPの犠牲になっている
2019年02月10日付 Cumhuriyet紙

CHP(共和人民党)の『青年白書』は、苦労して教育を終えた人や、塾に通い試験に合格したにも関わらず職に就けない人々、大学を終了した後無職のままである多くの犠牲者たちの数を明らかにした。

CHPは、AKP(公正発展党)の影響下に生じた不公平性が、最も大きく若者たちに出ていることを『青年白書』で公表した。CHPのアンカラ選出国会議員で党議会メンバーのテキン・ビンギョルが用意した白書で、苦労して教育を終えた人や、塾に通い試験に合格したにも関わらず仕事に就けない人々、大学を卒業し無職のままでいる多くの犠牲者たちを数字を用いて公表した。白書で、注目を集めた見出しは以下の通りだ。

■若者の失業率はAKPにより増加した

AKP政権下で、失業率はAKPが政権を握る前に比べて、約4ポイント増加した。1988年から2002年の間で平均失業率が8%である一方で、2002年から2018年の平均失業率は10.7%に増加した。

■若者の4人に1人が失業者

2018年10月以来までの若者の失業者は、120万人に達した。15-24歳の間の若者人口での失業率は3ポイントの増加により、22.3%になった一方で、教育を受けず仕事にもつけない若者の比率は24.7%という記録レベルに達した。高等教育修了者の失業率は13.3%、農業以外の若い女性の失業率は33%に上った。OECD(経済協力開発機構)加盟国間での若者の失業率は10.9%だ。トルコでの若者失業率はOECD加盟国の2倍である。4人に1人の若者が失業に苦しんでいる。最近10年間で大学進学する学生数は3倍に増加した。この学生たちが卒業したら、大学卒業者の若者失業数は更に増加し、若者が仕事も希望もない状況に向き合い続けることになるだろう。

■ジャーナリズムと法を学んだ学生たちが非雇用

最も、福祉サービス、労働安全、芸術やジャーナリズムの学部を卒業した学生たちが職探しに苦戦している。2016年のデータによると、福祉サービス学部卒業生の24%、労働安全学部卒業生の23.5%、ジャーナリズム学部卒業生の19.2%が非雇用状態である。2016年には、6%の法学部卒業生の失業率が、2017年には5.2ポイント増加して11.2%に達した。こうして法学部は最も卒業生の失業率が増加した学部の一つとなった。

■若者は非公式で働いている

2016年のデータによれば、若者雇用の44.51%、つまり179万8千人が非公式で雇用された。これによると、働いている若者の半数は非公式で働いているということだ。

■数十億リラもの借金

奨学金を受け取っている学生数は、全大学の学生の10%でもない。卒業してから2年後学生は、その貸与額を返還し始めなければならない。奨学金返還を延期させることが不可能であれば、月に1.40の割合で未納の利息が適用される。現在でもトルコでの学生貸与額として30万人の学生の39億リラ分の学生ローンがある。

■7年で1827人の若者の命を失った

労働殺人で命を落とした人の大部分を若者が占めている。ここ7年間で1827人の若者が、労働殺人で亡くなった。2012年には164人の若者が労働殺人で犠牲となった一方で、2018年にはこの数を超える285人となった。

■職に就けない若者が自殺を選んでいる

最近1年で、任命されなかったという理由で18から27歳の間の12人の教師志望者が自殺した。若い教師たちと合わせて、自殺数は合計42に上る。

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(翻訳者:川田知果)
(記事ID:46277)