女性、職業...
2019年03月04日付 Cumhuriyet紙

トルコで15歳から65歳の間の2000万人の女性は、労働力に含まれていない。女性の就労率は約34%の水準である。トルコ女性実業家協会のサネム・オクタル会長は、近年出されたパートタイム法と長期の育休が原因で大卒女性が就労から閉め出されたと述べた。

働く女性の40%が結婚や出産後仕事を辞めなければならないと述べたオクタル会長は、「仕事を辞めた人に『幸せですか』と尋ねたら、60%は『いいえ』と答える。子供の面倒を見る、あるいは預けられる適切な保育園を見つけることができれば働きたいと言う。女性たちが再び仕事に戻る機会を見つけるには、保育園が安くて近い必要がある」と述べた。

トルコには現在11万人の実業家女性がおり、実業家女性の数が増えれば雇用に参加する女性の数が増えると強調したオクタル会長と、就労する女性の数を増すために行われるべきことと講じるべき措置について話し合った。

-女性たちの20%にも上る失業率がある中、実業家の女性の数をどのように増やすのか。

トルコ女性実業家協会は、実業家という道を通じて女性を強化することを目的としている。女性をまず実業家にする。お金を稼ぎ、税金を払い、その後女性たちを採用する。女性社長の数が増えれば、雇用に参加する女性の数も増える。トルコで現在、合計11万人の女性実業家がおり、全実業家の8%である。トルコにおける女性の就労率は34%である。経済協力開発機構(OECD)の平均は58%である。隣国のギリシアは、この割合が42%である。我が国では若い女性の失業率は18%にも上る。私たちが中心的に取り組むテーマは実業家であったとしても、女性が労働参加できるよう望んでいる。

■戦略をたてなければならない

-どのようにして女性が労働参加するのか。そのために取るべき措置は十分なのか。

トルコでは、毎年170万人が仕事を始める。私たちがこの問題を解決するためには、毎年発生する失業率に対して少なくとも200万人から250万人の雇用を創出しなければならない。G20の国々を前にトルコが署名した、とても明白な目標がある。私は、2025年までに女性の雇用を41%までに引き上げる。労働参加する女性は現在34%である。新しい関連法が出された。250万人に雇用を保証する三ヶ月分の奨励金が国から払われる。もちろんこれらはいい歩みである。しかし、もっと継続的な対策が取られるべきである。能力の持ち主と求人を対応させる必要がある。トルコではいまだにこのような真剣な計画はない。私はあなたたちに外科医を養成してくださいとは言っていない。政府が良い戦略を作り、それに沿って行動することが必要である。

■30%豊かになれる

-近年、女性実業家の数は増えている。協会はさらに女性問題について議論し始めた。どうなったのか。女性たちの問題は気付かれたか。

もちろん女性実業家数の増加は、組織的な仕事の成果である。トルコ女性実業家協会も何らかの貢献をした。全ての女性組織がこれに関心を持ち始めている。なぜなら、犠牲になっているのは自分自身であると言う。既得権者は動かない。だから、女性たちがこれに積極的に関わっている。世界は次のことに気付いた。一つの翼では飛べない。経済的に発展したければ、女性を隣に招く必要がある。能力を持った人材の半分を使わなければ、目標に達することは不可能である。女性が経済に平等に参画すれば、トルコは30%豊かになれる。私は時々話すが、男性たちも現状に異議を唱えるべきである。なぜならば、現行の制度では男性のみが働くことを期待している。私たちの成長政策はそもそも出生に基づいている。しかしこれをうまく行う国もある。出生率と女性の雇用が両方とも高い。私たちはこのモデルを政府に説明している。女性が大学を卒業したならば、その子供たちの大学卒業率は100%である。男性が大卒ならば、その子供たちが大学を卒業する率は50%である。女性が稼ぐお金は様々な場所に振り分けられる。教育、健康、食へと。これも社会の発展を意味する。

■保育園の問題は解決するべきである

-女性はなぜ就労できないのか。

15歳から65歳の間で就労していない女性は2000万人である。これを2つに分けられる。一つは、働いていたが子供や親の介護のためにあるいは結婚のために仕事から離れているグループである。もう一つは、全く働いたことがないグループである。私たちが行った調査によると、働いている女性の40%が結婚と子供のために仕事を辞めている。しかし、辞めた女性の60%は、現状に満足かどうか、幸せかどうかと質問すると、いいえ幸せではないと答える。もし、適切に子供の世話する条件が整えば仕事に復帰したいと言う。そうした女性の夫に質問すると働きなさいと言う。子供に尋ねるとお母さん働いてと言う。ここにまず解決すべき問題は育児と保育園制度の普及である。これが適切な料金で行われることである。勤務時間を働く女性を支援する形で設定する必要がある。現在、民間では18時に退社する女性の数は少ない。子供を10km離れた保育園に預けて、子供を育てるために稼いだ給料の半分をその保育園に払うならば、仕事を辞めてしまう。

近年、私たちは大学卒を注目している。大卒の女性たちが職を見つける率はより高い。しかし、ここ2年間で大卒であっても就職できない女性の数が増えた。なぜな らば、制定された諸法律および長期の育休が原因で雇用者が女性を選ばなくなり始めたからだ。特に民間での管理職に女性を選ばなくなってきている。妊娠したら1年間の育児休暇に入り、その職務が空席になるようなことを誰も敢えてしない。パートタイム法が制定された時、私たちは政府にこの法律は大卒女性の雇用機会を減少させると説明した。施行するなら保育園問題を解決しなさいと提言した。しかしこのようにはいかなかった。現在、その結果を目にしている。この制度は女性たちはより賃金の安い場所へ追いやっている。

全く働いたことのない女性のグループでは、家父長制的な視点が重要である。例えば、夜働く、あるいは立ち仕事は安全上の理由で、あるいは、男性が多く働く職場ではあなたに何の用があるのか、と家族が問いただす。このような文化的な規範は女性たちを就労から遠ざけている。女性の能力にふさわしい仕事が見つかることが重要である。このグループの女性のロールモデルを生み出す必要がある。テクノロジーの発展にともない、家で生産された商品を販売に乗せることができる。

■代表は少ない

トルコで13の雇用者組織を見た時、会長は全て男性である。7つの司法組織においても2人しか女性代表はいない。81名の県知事のうち2名しか女性知事はいな い。サネム・オクタル会長の説明によると、学者の44%が女性である一方、176人の学長のうち17人が女性である。トルコ大国民議会の539人の議員のうち 75人が女性である一方、25の事務次官のうち4%が女性である。公務員の合計300万人中37%が女性である。

■指数がでる

-トルコ女性実業家協会の将来の目標は何か。

トルコ女性実業家協会は62億ドル[を生み出す人々]を代表している。トルコ女性実業家協会が指導した女性たちの26%が事業を拡大したいと述べている。私たちは立法機関へ提言を行い、EUに関して働きかけている。G20でW20の議長を務めるため3月末から東京に行く。女性実業家をどのように拡大するかという点で活動している。Kagiderpusula.orgというサイトがある。ここにはトルコ全土から女性がアクセスでき、実業家になるための教育が受けられる。トゥボルグとともに女性実業家の指数を出している。4月にこれを公表する。

■小さな歩み

-政府はあなた方の言っていることや女性達にどれほど耳を傾けているのか。

4年間ロビー活動をしている。法律を出すために努力している。しかし、小さな歩みである。問題に気づくとことと[法律にして]適用することの間には大きな差がある。なぜ女性である必要があるのかという点で数多の理由を述べている。私たちのことに耳を傾けているかというと、もちろんそうである。しかし、どれほど実行に移しているか。だからプレッシャーをかけ続けている。

皆が協同して行動する必要がある。カナダではなぜ15人の女性が大臣職に、15人の男性が大臣職についているのか。なぜ、日本はより多くの女性が雇用に参入しているのか。経済的な思考を働かせても女性が必要であるからである。より快適に生活でき、より豊かな世界を築くために女性が必要である。

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(翻訳者:新井慧)
(記事ID:46391)