シリア:立憲主義と民主主義の狭間のシリア人(3)
2019年10月01日付 al-Quds al-Arabi 紙


■立憲主義と民主主義の狭間のシリア人

【ムーフィク・ニーリビーヤ】

国連の過去の事例は、(ある国で)憲法に関する対話が始動した時、もし同時に紛争がいまだ激しく継続中であったのなら、彼らが政治プロセスに到達するのを支援することは不可能であることを示した。すなわち、憲法議論が開始される前にまずもって達成すべき最低条件というものがあり、それは戦闘や軍事・治安作戦の最終的な停止を説得力をもって保障することである。

シリアでは、しばしば過剰なセンシティブさが他の偽りの話題の背後に隠れることがある。これは多数派や少数派の権利、必須かつ基本的な「平等市民権」間に起きる不可避の対立、構成要員や少数派の権利、あるいはあなた方がそれ自身を「非常にセンシティブな話題」と名付けるような主題に関連している。大多数の(社会)構成要員は議会の過半数を占める政党、あるいは大統領を選出する政党が国家を支配・統治するような明確な民主主義国家を切望する。

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( 翻訳者:馬場響 )
( 記事ID:47698 )