イラク:カーズィミー首相がローマ教皇に国内のキリスト教徒の居場所を確立することを確認(3)
2021年07月02日付 al-Quds al-Arabi 紙


■イラクのカーズィミー首相がローマ教皇に国内のキリスト教徒の居場所を確立することを確認する

【バグダード:本紙】

同発表によると、カーズィミー首相は同様に「ダム管理の分野、石油・電気分野、学術分野、観光・遺跡部門におけるイタリアとの協力の発展」を歓迎した。またイラクは「バグダード−ローマ間の直行便を活発化させることを望んでいる」という。

同首相はイタリアのマリオ・ドラギ首相に「イラクを訪れる」ように呼びかけた。ドラギ首相はこれを歓迎し、「できるだけ早い機会に」応じることを約束した。

同発表によると、ドラギ首相は「ムスタファー・カーズィミー首相がイタリアを訪問してくれたこと、また投資、再建、(軍事)訓練といった分野においてイラクが必要とするあらゆる支援を同国に提供すること」に関する喜びを表明した。

ドラギ首相は「カーズィミー首相率いる現イラク政府の、同国の国際関係を回復する上での役割、およびイラクの安定化における多大な努力」を賞賛した。

イラクの首相は木曜(7月1日)、イタリアの首都ローマに到着していた。これは多くの当局者らと会談を行い、イラクと欧州連合を結ぶ複数の二国間協定を促進することを目的とする同首相によるEU訪問の一環として行われた。

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( 翻訳者:吉岡珠実 )
( 記事ID:51389 )