イラン:レバノンで反ヒズブッラー感情が高まる(2)
2021年08月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ル・フィガロ:レバノンで…ヒズブッラーに対する怒りが高揚

【パリ:本紙】

同村はUNFIL(国際連合レバノン暫定軍)作戦の地域外に位置し、シャブアー農場に面している。シャブアー農場はレバノン、シリアとイスラエルが争っている地域であり、ヒズブッラーはそこに向け大量のミサイルを発射した。ル・フィガロ紙の指摘によると、その後、紛争の両当事者は以前の状況へ復帰することができた。

レバノンではほとんどの場合でそうなるように、シュワヤーでの小競り合いはすぐに社会的事件へと変化し、ヒズブッラーが武力でベイルートを支配した「2008年事件」が繰り返されることへの恐れが引き起こされた。その当時、ヒズブッラーの戦闘員らは別の教派、特にドゥルーズ派とスンナ派と衝突した。

この問題は、「宗派間の緊張の高まりとともに、より顕著に脳裏に現れる」。

ル・フィガロ紙は今月初旬、ベイルートの南部郊外の出入り口にあるハルダ村で発生した事件を想起しつつも、そう報じている。

その事件とは、復讐を背景として殺害されたヒズブッラー党員の葬儀のさなか、スンナ派アラブ部族のメンバーらとシーア派民兵の支持者らの間で発生した武装衝突を指す。そこではヒズブッラーのメンバー3名が死亡し、その他の数人が負傷した。

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( 翻訳者:萩原優太 )
( 記事ID:51455 )