シリア:ルガンスク、ドネツク両地域の独立承認を歓迎した初の当事国としてのシリア(3)
2022年02月22日付 その他 - al-Souria.net 紙


■アサド大統領がプーチン大統領によるルガンスク、ドネツク両地域の独立承認を歓迎した初の当事者となる…プーチン氏を待ち受ける制裁とは?

【スーリーヤ・ネット】

今回なされたロシアの決定は、特に「国際法や国際規範を遵守していない」としてプーチン氏を批判した米国を筆頭とする世界各国からの非難を巻き起こした。また同国のアントニー・ブリンケン氏は、同決定が「ロシアの外交上の義務と直接的に矛盾するものである」と指摘した。

同様に英国のボリス・ジョンソン首相は、プーチン氏による決定を「ウクライナの主権に対する重大な侵害である」として批判し、フランスのエマニュエル・マクロン大統領も同決定に関して、「対応を受けないことはありえない」との見解を述べた。

一方ドイツも「ロシアが国際社会に対する誓約を反故にした」との見解のもとで、外務省発表の声明のなかで、ロシアがウクライナに対し軍事的な伸張を行っていることへの警鐘を鳴らした。

同様に国際連合、EU、北大西洋条約機構(NATO)も、ドネツク、ルガンスク両地域の独立を承認するとしたプーチン氏の決定を非難した。彼らはそれぞれの声明のなかで、同決定を「国際法およびウクライナの主権に対する重大な侵害」とみなした。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52128 )