シリア:シャーム解放機構のジャウラーニー指導者が支配下地域を「投資ゾーン」に変える構想を発表(3)
2022年01月09日付 その他 - al-Souria.net 紙


■ジャウラーニー氏が自身の影響下にある地域を「投資ゾーン」に作り替える計画を発表

【スーリーヤ・ネット】

同機構の元指導者であるアブー・アブド・アシュダー氏は、同氏が2019年9月に公開した「船が沈まないように」と銘打たれたビデオ・クリップのなかで「シャーム(解放機構)の月次収入は1億3,000万ドルである」と述べた。

ジャウラーニー氏が自身の組織の影響下にある諸地域の経済状況の進捗について語ったのは今回が初めてではない。同氏は直近数か月の間に露出の頻度を高めており、諸制度の構築に関する言説を再三繰り返してきた。

ジャウラーニー氏は昨年5月にイドリブ県内の部族長と面会した際、以下のように述べている。「現行の段階は大規模な戦争に向けての準備・制度構築の段階である。同時に我々は制度の構築に取り組んでいる。ただし、我々が構築している制度はそのすべてが解放された地域におけるものである。我々はダマスカスに向けて歩を進めているところである」。

ジャウラーニー氏による(以上のような)誓約は、同氏が影響力を行使している諸地域の経済状況が悪化しているなかでなされた。実際イドリブ市では昨年10月、生活費や物価の高騰に起因し、救済政府に反対する民衆デモが発生した。

その際デモ参加者たちは、日用品、なかでも燃料や食料品の価格高騰を非難するプラカードを掲げた。

最初に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52141 )