シリア:グワイラーン情勢をめぐる「交渉」が失敗に終わる(2)
2022年01月26日付 その他 - al-Souria.net 紙


■「交渉」が失敗に終わり、グワイラーンで新たな衝突。混乱は6日目に突入

【スナック・シリアン・ドットコム】

昨日火曜日には、グワイラーン刑務所付近の衝突は、両当事者がさらなる死傷者を防ぐために結んだ「非公開」停戦に関連する未確認情報が流布し、「有志連合軍」に属する複数の航空機が同地区上空を飛行するなか、比較的落ち着いた様相を呈した。

一方シリア人権監視団は、先週木曜日以来「イスラーム国」がグワイラーン刑務所に加えている攻撃によって生じた死者数は、同組織メンバー114名、シリア民主軍メンバー45名、民間人7名におよんだと記録した。

複数の地元筋が明かしたところによると、現在両当事者の間では「イスラーム国のメンバーがバーディヤ(地域)に逃走することを認める代わりに、人質となっているシリア民主軍メンバーらを解放させる」ための交渉が進められているが、現時点においていかなる成果も得られていないという。またこうした事実は公式には確認されていない。

イラクのムスタファー・カーズィミー首相は今日水曜日、グワイラーン刑務所で発生した事件をうけたイラク公式筋による視察・人道的警告の一環として、ニーナワー(ニネヴェ)県内の対シリア国境地帯を訪問した。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52597 )