シリア:シリア・アラブ軍が「緊張緩和地帯」における「ヌスラ戦線」の違反行為に対応(3)
2022年02月13日付 al-Watan 紙


■トルコ占領軍がアイン・イーサー市、マンビジュ市、アレッポ県西部郊外に対する攻撃を継続…航空連隊は砂漠地方でイスラーム国戦闘員らを殲滅…シリア・アラブ軍は「緊張緩和地帯」における「ヌスラ戦線」の違反行為に対応

【ダマスカス:本紙】

その際デモ参加者らは、ヌスラ戦線が住民らに対して課している専制的かつ敵対的な措置を問題とし、テロリストらを追放するよう要求した。またアティマ難民キャンプ内の複数の地元筋が本紙に語ったところによると、同(逮捕)キャンペーンの対象となった人々は、デモの様子を写した写真をSNS上にアップした活動家らであったという。

関連して、ラッカ県北部郊外に位置するアイン・イーサー市に住む複数の情報筋は本紙に対し、トルコ占領軍が同町西部郊外に向けて兵力の伸張を行っていることを明らかにした。これまで同地では時として、トルコ政権のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が3か月以上前に発していた、同地区を切り分け、ラッカ県、ハサカ県、アレッポ県で同政権が支配下に置いている地区に編入することに関する脅迫の一環として、そこから住民を避難させ、村々から彼らを追い出すための断続的な爆撃が行われてきた。

同複数筋は、トルコ占領軍とそれに従う雇われ兵らが昨日から今日夜にかけて、アイン・イーサー市周辺、正確には同市西部に位置するジャディーディーヤ町、ムアッラク町、ハリーディーヤ町の方面に向けて戦車や重砲による攻撃を再開したことを示した。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52697 )