シリア:シリア・アラブ軍が「緊張緩和地帯」における「ヌスラ戦線」の違反行為に対応(2)
2022年02月13日付 al-Watan 紙


■トルコ占領軍がアイン・イーサー市、マンビジュ市、アレッポ県西部郊外に対する攻撃を継続…航空連隊は砂漠地方でイスラーム国戦闘員らを殲滅…シリア・アラブ軍は「緊張緩和地帯」における「ヌスラ戦線」の違反行為に対応

【ダマスカス:本紙】

これにより7名のイスラーム国戦闘員が死亡し、続く72時間のうちにロシアが実施した空爆によってその数は16名まで増加した。また同筋によると、重篤な状態にあるか、すでに死亡したとの情報が流れているその他の戦闘員が計30名存在することから、ロシアの空爆による死者数はさらに増加する可能性があるという。

「緊張緩和地帯」に関連し、ある現場筋は本紙に対し次のように明らかにした。「シリア・アラブ軍は昨日早朝、ガーブ平原北西部の戦線上およびヒルバト・ナークース村付近で、テロ組織「ヌスラ戦線」およびその同盟者らの複数拠点に対する重砲攻撃を実施した」。

同筋によると、シリア・アラブ軍は同様に、ザーウィヤ山地方でテロリストらが集結している各地点、具体的にはイドリブ県南東部郊外に位置するマンタフ村、バイナイン村、バーラ村、マアーラト・ナウサーン村に攻撃を加え彼らを殲滅した。また同筋は、これらの攻撃が、テロ組織がガーブ平原やイドリブ県南部郊外にある複数の軍施設に対する攻撃を試みたのちに、実施されたことを明らかにした。

一方ヌスラ戦線の治安組織は、イドリブ県北部の対トルコ国境地帯にあるアティマ難民キャンプで一昨日始動させていた逮捕キャンペーンを継続した。こうした行動の背景には、直前の金曜日の礼拝後、アル=カーイダのシリア支部であるヌスラ戦線とその指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニーに反対する複数のデモが組織されたことがある。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52696 )