シリア:ダルアー県で反体制勢力の元指導者らに対する新たな暗殺の試み (3)
2022年02月20日付 その他 - al-Souria.net 紙


■ダルアー県で反体制勢力の元指導者らに対する新たな暗殺の試み…「ジャマール・シャラフ」を殺害した人々は「混迷と諸事件」を埋葬した…

【スーリーヤ・ネット】

同サイトは「アブー・ザイン」が、シャイフ・マスキーン市出身の治安部隊トップ、(通称)アブー・マイサム氏および国家治安局補佐官であるムハンマド・アブー・ハイダラ氏から指示を受けていた2名の逮捕に貢献したことを明らかにした

逮捕された2人は、「ナワー市の住民らに対する監視作戦を行い、ムハンマド・アブー・ハイダラ補佐官に彼らの情報を提供していた」と告白した。またハイダラ氏は「イスラーム国」の名前を使って、住民らに対し(彼らが)同組織に引き渡しを求められている」と伝えつつ、それを免れる引き換えとして莫大な金銭を要求していたという。

アサド政権軍によるダルアー県の掌握と、2018年半ばに始まり2021年下旬にまで再開された「和解」協定への署名がなされて以来、同県では(元反体制派であろうと、政権軍に所属するものであろうと)民間人、軍人に対する暗殺事件、暗殺未遂事件が多数発生してきた。

「ダルアー県殉教者記録オフィス」によると、同県では2021年だけでも508回の暗殺作戦が実施され、「329人が死亡し、135人が負傷、44人に対する作戦は未遂に終わった」のだという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52753 )