イスラエル:ベネット首相がバハレーンを訪問、イスラエルは湾岸地域に「NATOのような」同盟の設立を目指す(4)
2022年02月16日付 al-Watan 紙


■ベネット首相が軍事協定を結んだバハレーンを訪問…イスラエル占領軍の戦略部門長は「北大西洋条約機構と同様の同盟を地域に設立する」ことを目指す…

【ダマスカス:本紙】

去年の9月には、ヌーヌー氏はマナーマ旧市街の中心部にある庶民的なスーク内にあるユダヤ教寺院でユダヤ教の礼拝を公式に執り行った。同寺院には改修が実施され、その費用は60,000バハレーン・ディナール(15万9千米ドル相当)となった。

ヌーヌー氏は当時、AFP通信に対し「今では、ユダヤ人の生活の発展に関していかなる懸念は抱かなくなった」としつつ、次のように語った。「我々は1947年以来人々の視線を忍んで生きてきた。しかし今では隠れる必要はない。我々が公の存在になったことをうれしく思う」。

今回のベネット首相によるバハレーン訪問は、同首相とイスラエルのイツハク・ヘルツォーク大統領が過去数週間以内にアラブ首長国連邦への公式訪問を行ったのちになされたものである。

2月初旬、イスラエルのベニー・ガンツ国防大臣がバハレーンを訪問し、この小王国との防衛協定に署名した。イランから数百キロの距離に位置する同国では、数百隻の石油タンカーが連日行き交うその海域に、米海軍の第5艦隊が駐留している。またイスラエルは、バハレーンとの防衛協定に署名がなされたのち、同国に海軍士官らを駐留させる準備に入った。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52782 )