シリア:ロシア高官がシリアの貧困の原因を米国の制裁に帰する(2)
2022年02月15日付 al-Watan 紙


■ロシア政府は「それ」が米国による制裁に起因しているとの見解…国連「シリアは過去に例を見ない貧困と困窮のレベルを経験している」

【ダマスカス:本紙】

ガジマゴメドフ中将はさらに、米国が「シーザー法」と呼ばれるものを根拠としてシリアに課している複数の制裁によって、「ロシア企業を含む多くの企業が脅かされており、シリアへの参入を望むものが誰一人としていなくなっている」と付言した。

同中将によると、これらの企業は、米国の制裁措置に接触する恐れから、高い収益が予測されるプロジェクトに参画することすら拒んでいるのだという。

ロシア軍参謀本部の副議長の声明は、『ロイター通信』によって以下のように報じられたシリア問題担当国連人道調整官の発言がなされてから数時間後に発表された。「(シリアの)状況は数々の危機によって表される。我々は過去に例をみない貧困のレベルと、過去に例をみない欠乏のレベルを目の当たりにしている」。

リダー氏は、シリア全体に蔓延している一連の危機に適応するために発生しているネガティブな現象について言及した。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52853 )