シリア:副外相がロシアに課された制裁措置を批判(2)
2022年03月02日付 al-Watan 紙


■アイマン・スーサーン外務在外居住者副大臣「ロシアに課された制裁政策は欧州の経済にもっとも悪い結果をもたらすだろう」

【ダマスカス:本紙】

また同副大臣によると、西側諸国のこうした行動は、世界における米国および西側の覇権を維持し、各国の主権を侵害し、米国およびその手下のアジェンダや利益に沿うかたちで各国の決定をコントロールすることを目的としているという。

さらにスーサーン氏は、「西側諸国がロシアに対して行っている偽装、歪曲、捏造のオンパレードは、こうした国々がシリアに対して仕掛けた不当な戦争のなかで行使してきた虚偽や偽善を思い起こさせる」と述べつつ、「これら全てはロシアを悪魔化し、国際舞台において同国の名声を毀損することを目的としている」と指摘した。また西側諸国は自分自身でこうしたふるまいを暴露してしまったと述べ、その結果「最小限の信頼性さえも欠くようになった」と述べた。

スーサーン氏は、「米国は、自国の利益を確保すること以外には関心を持たず、たとえそれが国々の破壊やその国民たちの殺害をもたらすとしてもいとわない」と強調した。また同氏によれば、こうした事実は米国の敵対国以前に、同国の友好国や同盟国の知るところとなったという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52989 )