シリア:トルコ占領軍がシリア北部の戦線で攻撃範囲を拡大(2)
2022年02月14日付 al-Watan 紙


■トルコ占領軍がシリア北部の戦線で攻撃範囲を拡大…ラッカ県公式筋「シリア民主軍が作り出している恐怖の空気から脱却するためには民衆が覚醒することが不可欠」

【ダマスカス:本紙】

一方、イドリブ県郊外を管轄している陸軍部隊は、イドリブ県南部郊外部の田園地帯にあるフライフィル村、バイナイン村、スフーフン村、ファティーラ村のほか、バーラ村郊外、カンサフラ村郊外のテロリストらの複数拠点に爆撃を加えたという。

同筋によると、軍によるこれらの攻撃は「『ファトフ・ムビーン』作戦指令室と呼ばれるものに属する戦闘員らがイドリブ県郊外のダーディーフ軸上の軍事施設に重火器による攻撃を加えることで、『緊張緩和』地帯で有効であった停戦に再び違反した」ことに対応するものだったという。

一方複数の反体制メディア筋が伝えたところによると、トルコ占領軍がシリア西部の田園地帯で、ラッカ県北部郊外にあるアイン・イーサー町付近の「M4」高速道路を爆撃したこという。さらに同複数筋によると、同占領軍の爆撃によって多くの民間人が負傷したことが伝えられるなか、その攻撃の対象範囲はその後アイン・イーサー難民キャンプおよび付近の村を含むまでに拡大されたのだという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53076 )