シリア:アサド政権による制裁回避の手段(2)
2022年03月22日付 その他 - al-Souria.net 紙


う呼びかけた。

■「シリアにとって制裁回避は『職務』となっている」…英紙がアサド政権による制裁回避の手段を暴露

【スーリーヤ・ネット】

さらに、これまで公にされていない複数のファイルによると、株式の購入や他の会社の運営を行っていることを隠蔽するために、シリアで同日中に少なくとも3社が設立された。また、これらの「架空」企業のオーナーと、アサド政権内で制裁の対象となっている各個人(ビジネスマンも含まれる)の間には明確な関連性が示されたのだという。

ここで問題とされているのは、2021年10月に設立されたこれらの企業は「トラッピスト」社、「ジェネラス」社、「スーパー・ブランディー」社の3社である。同複数社は、複雑なネットワークを介してアサド政権に関連している個人によって保有されている。

アサド政権と結びつく「複雑なネットワーク」

これらの企業のオーナーのなかには、ラナー・アフマド・ハリールさん(21歳)とリター・アフマド・ハリールさん(20歳)がいる。彼女らは、らロシア産リン酸をシリア中央部からタルトゥース港まで輸送する作業の防衛を担当している「サナド・セキュリティサービス」社の共同事業者である、アフマド・ハリール・ハリール氏の娘である。

そして、「サナド」社におけるハリール氏の共同事業者のなかには、「エラ・サービス」社のナースィル・ディーブ・ディーブ氏がいる。同氏は、アサド政権に属しており、よく知られたビジネスマンであるハドル・アリー・ターヒル氏とともに米国による制裁の対象となっている。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53119 )