シリア:軍が東部砂漠地方で「イスラーム国」に多大な損害を負わせる(4)
2022年03月10日付 al-Watan 紙


■シリア・アラブ軍が東部砂漠地方で「イスラーム国」に多大な損害を負わせる…「緊張緩和」地帯では「ヌスラ戦線」への集中的な殲滅作戦を継続

【ダマスカス:本紙

さらにシリア国営通信が、アレッポ警察司令室の情報筋の話として報じたところによると、アレッポ市のジュッブ・クッバ地区でテロ組織が残していった地雷が爆発したことにより民間人1名が重傷を負った。民間人はその後市内のラーズィー病院に移送され、治療を受けたという。

一方ウェブサイト「アスル・プレス」が伝えたところによると、30代の若者が、ハサカ県南部に位置するシャッダーディー市近郊のジャブサ油田で、占領国米国に近い分離主義民兵組織「シリア民主軍」が主催するワークショップに携わっているさなか、同油田の石油タンクに転落し死亡した。

同筋によると、亡くなった若者は大型のタンクを取り扱ううえでの十分な経験を有していなかったという。またシリア民主軍の民兵らは、若者らに必要な研修や訓練を行わないまま、彼らを石油関連業務、トンネル掘削、電力関連業務といった危険な業務に割り当てることが多いのだという。

(3)に戻る

最初に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53161 )