シリア:ガーブ平原で平穏が維持されるなか、軍がイドリブ県郊外で「ヌスラ戦線」の複数拠点を破壊(4)
2021年12月20日付 al-Watan 紙


■シリア・アラブ軍がイドリブ県郊外にある「ヌスラ戦線」の複数拠点を破壊…ガーブ平原では平穏状態が続く…そして占領国トルコはハサカ県北部の情勢を再び緊張化

【ダマスカス:本紙】

シリア国営通信はまた、ヤアルビーヤ市郊外の地元筋の話として、米国占領軍の輸送車列がコンテナトラックや戦車を含む27台の車両によって構成されていたことを明らかにした。同車列はイラク北部からシリアへと入国したのち、シリア民主軍の戦闘員らを搭載した軍用車による護衛を受けながら、ハサカ県郊外にある自軍の違法基地へと向かった。

一方複数の反体制メディア筋が報じたところによると、トルコ占領軍はハサカ県北部にある非武装の町村に攻撃を加えることで同地域の情勢を再び緊張化させた。同占領軍は自軍の基地から同県北西部に位置するアブー・ラースィーン村に重砲攻撃を加えた。同複数筋によると、アブー・ラースィーン町は重砲による攻撃にさらされたものの、死傷者が発生したとの情報は出てきていないという。しかし同町からは多くの人々が同町の東部郊外に向かって避難を余儀なくされた。

さらに複数の反体制メディア筋は、シリア・アラブ軍が、ラッカ県県北部のアイン・イーサー市郊外に軍事資材を搭載した複数台のトラックを移動させたと報じた。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:53191 )