シリア:国連安保理がアサド大統領の決定を歓迎(2)
2023年02月15日付 al-Watan 紙

■複数国が「政治を横に置き、地震の被災者に対する人道的な義務を履行する」よう要求…サッバーグ国連常駐代表「国連安保理の全ての加盟国が、北部の国境通行所2か所の開放に関するアサド大統領の合意決定を歓迎した」

【本紙】

さらにサッバーグ氏は、全ての安保理加盟国が国境開放に関するアサド大統領の合意決定を歓迎したと明かしつつ、次のように述べた。「言い回しはそれぞれの加盟国によって異なったものの、この決定が『正しくなく、役にも立たない』と言えるものは誰一人としていなかった。また、加盟国によるほとんどの声明が肯定的なものであった」。

同氏はさらに次のように付言した。「知られている3か国の立場というものが存在する。これらの国々はいつも、人道問題や、あるいはそれが地震であろうと人道的な悲劇であろうと、彼らいわく政治に属するもの全てを政治化しようとする動きのなかで、混乱や疑念を作り出そうとしている。彼らはこうした試みを自分たちの利益のために活用したいのだ」。さらに「地震の犠牲者に関して、全ての国がシリア国民とシリア政府への哀悼の意を表明した」と指摘した。

(後略)

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( 翻訳者:渡部航平 )
( 記事ID:55074 )