シリア:欧州を起点とする救援機2機がダマスカス空港へと着陸…欧州諸国がみせる「人道的な兆候」(3)
2023年02月27日付 al-Watan 紙


■ハブーバーティー・シリア・アラブ赤新月社代表が本紙に語る。「欧州側はシリアへの支援を増加させることに取り組むだろう。これは非常に重要な兆候である」…EU諸国から救援機2機がダマスカス空港へと直接着陸

【ダマスカス:諸通信社】

さらに同氏は、欧州各国の国民がシリアに対する制裁を取り下げるよう要求し始めているとしつつ、次のように述べた。「我々はこのような人々に感謝している。また我々は同様に、一部の非政府組織を通じたシリアへの支援を増加させている米国の国民にも感謝している」。

一方EUの人道活動責任者であるルイージ・パンドルフィー氏はプレス・リリースのなかで次のように述べている。「私はシリアを襲った地震の犠牲者に心からの哀悼を送りたい。今日我々は、それを必要としている人々に一刻も早く支援を提供するために、EUと国際赤十字社からなる支援団に加わった」。

さらに同氏は次のように付言した。「自身が発生した初日から、EUは可能な限り早期に支援をシリア全土へと届けるために、シリア・アラブ赤新月社を通じた同国への支援を増大させてきた。そして2月8日以降は、我々は欧州諸国による民間支援システムを実効化している。これまでに欧州の15か国が、地震に際する救援活動を支援するためにシリアに支援を送ってきた。我々はこれからも、こうした支援を引き続き行うだろう」。

(後略)

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:55133 )