シリア:シリア軍がハマー攻防戦で主導権確保、テロ組織に300人超の死者(1)
2024年12月05日付 al-Watan 紙
■アサド軍事工学アカデミーの学生らに対する包囲が解除され、ハマーの周辺20km以内の治安が確保...シリア・アラブ軍はハマー市郊外で300人以上のテロリストを排除し、25機以上のドローンを撃墜
【ダマスカス:本紙】
シリア・アラブ軍は22日、テロ組織「ヌスラ戦線」およびその同盟組織によるハマー市への三方面(西・東・北)攻撃をすべて撃退することに成功した。同軍はテロ勢力を市の外縁から20km以上押し戻し、周辺地域の安全を確保、多数の町や村を掌握したうえで、数百人の武装勢力を排除し、25機以上の無人機を撃墜した。
シリア国営通信『サナ』が複数の軍事筋の話として伝えたところによると、「シリア・アラブ軍の部隊はハマー県北部の全戦線で『シャーム解放機構』(旧ヌスラ戦線)に属する武装テロ組織と、早朝から激しい戦闘を続けている」という。
同筋はさらに、「シリア・アラブ軍は砲兵、ロケット、シリア・ロシア合同の戦闘機による支援のもと、全ての軸の深部において敵の集結地点や移動車列を攻撃した。その結果、テロ組織の戦闘員約300人を殺害したが、彼らのうちには外国籍の者も含まれている。加えて、25機を超える無人機を撃墜ないし破壊した」と述べた。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:56975 )