シリア:シリア軍がハマー攻防戦で主導権確保、テロ組織に300人超の死者(2)
2024年12月05日付 al-Watan 紙


■アサド軍事工学アカデミーの学生らに対する包囲が解除され、ハマーの周辺20km以内の治安が確保...シリア・アラブ軍はハマー市郊外で300人以上のテロリストを排除し、25機以上のドローンを撃墜

【ダマスカス:本紙】

同通信によると、シリア軍はテロ組織をハマー市街から20km以上後退させた。さらに複数の国営メディアが報じたところによると、同軍は「サアン」軸とその周辺地域に大規模な増援部隊を送ったという。

本紙の駐ハマー特派員によれば、シリア・アラブ軍はハマー県の北東部および北西部にある多くの町村を掌握した。さらにヌスラ戦線およびその同盟勢力との激しい戦闘を経て、シリア・ロシア空軍の空爆支援のもと、敵の自爆型無人機も複数撃墜したという。

一方複数の現場筋は、スィルミーヤ地区北部やシャイフ・アリー・カースーン=アイユール軸での戦闘に関して、「多数のテロリストを殺害し、重機関銃を搭載したピックアップトラック23台を破壊したうえ、それらに乗車していた戦闘員らも全て排除した」と述べた。

またハマー県西部およびガーブ平原北西部でも激しい戦闘が続き、カリーム=カブル・フィッダ=フッラ=ダラーブラを結ぶ軸の周辺で、テロリストらのなかに多くの死傷者が出たという。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:56976 )