シリア:シリア軍がハマー攻防戦で主導権確保、テロ組織に300人超の死者(4)
2024年12月05日付 al-Watan 紙
■アサド軍事工学アカデミーの学生らに対する包囲が解除され、ハマーの周辺20km以内の治安が確保...シリア・アラブ軍はハマー市郊外で300人以上のテロリストを排除し、25機以上のドローンを撃墜
【ダマスカス:本紙】
さらに複数の軍事筋によると、ガーブ平原ではジャイド、カリーム、シャリーア、ハークーラ、アズィーズィーヤといった主要軸が安全下にあるという。またこれらの地域の住民は自主的に民間の義勇軍を結成し、軍と連携して地域の浄化作戦を支援しているという。
一方同日午前シリア軍総司令部は声明を発表し、アレッポにあるアサド軍事工学アカデミーがテロ攻撃を受けた際、学生らと士官らが勇敢に防衛を行い、あらゆる武器と無人航空機による激しい攻撃に対して最初の瞬間から果敢に抵抗したと述べた。
この声明によれば、その後、学生たちはスフィーラ地方のワーハ村へ撤退したが、再び周囲をテロ集団に包囲され、戦車、火砲、重機関銃、無人航空機を含む重装備で攻め寄せられた。しかし彼らは持ち場を守り抜き、殉職者と負傷者を出しながらも応戦を続けたという。
この包囲はシリアとロシアによる軍事・政治レベルの調整を経て解除された。そののちアカデミーの学生らは無事ヒムス市へと移送され、必要な医療措置が取られている。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57361 )