シリア:ロシア政府がシリア政府による対テロ作戦への強い支持を改めて表明(1)
2024年12月05日付 al-Watan 紙


■ロシア政府がシリア政府による対テロリズムの取り組みへの強い支持を改めて表明…ロシアとエジプトの両外相が「テロの脅威拡散阻止の必要性」について確認

【ダマスカス:本紙】

ロシアとエジプトはシリアの主権、統一性、領土の一体性への支持を改めて表明するとともに、テロの脅威の拡大阻止を訴えた。これは21日水曜日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣とエジプトのバドル・アブドゥルアーティー外務大臣の間で行われた電話会談で確認された内容である。またロシア政府はその際、シリア政府がテロ組織と戦う取り組みを強力に支援する姿勢を再確認するとともに、同国北部でのテロ攻撃を強く非難した。

ロシア国営『タス通信』が伝えた同国外務省の声明によると、ラブロフ、アブドゥルアーティー両外相はシリア情勢の緊張激化に対して深刻な懸念を共有し、テロの脅威拡散が地域全体の不安定化をもたらす可能性について確認した。声明では、「両外相は中東の現状について詳細な意見交換を行い、特にシリア情勢に焦点を当て、現地での急激な情勢悪化に深刻な懸念を示した。双方はシリアの主権、領土統一性、完全性を支持する姿勢を改めて明確にし、地域全体を揺るがす恐れがあるテロの脅威拡散の阻止が重要だと確認した」ことが明らかにされた。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57459 )