シリア:「緊張緩和地帯」内でテロリストらによる違反行為の頻度が低下
2024年03月12日付 al-Watan 紙


■イドリブがジャウラーニーに対して「インティファーダ」…テロリストらは多大な損害を被ったのち、「緊張緩和地帯」での違反行為を減少させる

【イドリブ:本紙】

ラマダーン月の初日にあたる今日、「緊張緩和地帯」とされるイドリブ市と同市周辺の田園地帯でテロリストらがその激化に専念していた停戦違反のペースが減少を見せた。一方シリア・アラブ軍はドローン、砲撃、ミサイルによって、テロ組織「ヌスラ戦線」がハマー県およびイドリブ県の田園地帯が同盟する武装民兵組織とともに保有している車両や拠点を攻撃した。

シリア・アラブ軍が展開している地域や無防備の民間人が集住している地点に対する攻撃・違反の数が記録的な増加をみせた過去数か月と比較して、昨日はイドリブ県の南部と東部の田園地帯とアレッポ県西部の田園地帯を結ぶ戦線に加え、ラタキア県北部の田園地帯とハマー県西部のガーブ平野を結ぶ戦線で、攻撃と停戦違反の件数は限定的なものにとどまった。

現地の消息筋が示したところによると、イドリブ県内のテロリストらによるエスカレーションが発生したもっとも重要な焦点は、イドリブ市の南方にあるザーウィヤ山接触線である。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57506 )