シリア:シリア・ロシアの合同空軍がテロ組織の各拠点を空爆(3)
2024年10月07日付 al-Watan 紙


■シリア・アラブ軍がイドリブ県内の「緊張緩和地帯」でテロ組織に対する作戦を継続…露軍と共同でダイル・ザウルやパルミラ周辺でも空爆を実施する一方、イスラエルはヒムスを空爆

【ダマスカス:本紙】

これらのメディアによると、トルコ占領軍は前日早朝、新たに23台の軍用車両からなる部隊を、カフル・ルースィーン国境通行所を介してシリア国内に投入し、これらをイドリブ県南部のザーウィヤ山方面の複数拠点へと派遣したうえで、現地での兵員の交代と拠点の強化を行った。

東部砂漠地帯では、シリア・アラブ軍と同盟勢力による大規模な地上掃討作戦が継続されており、イスラーム国の残党や潜伏細胞の一掃が進められている。

複数の現地筋は、『ワタン』に対し、シリア・ロシアの合同空軍が、ヒムス県とダイル・ザウル県を結ぶ主要幹線道路の周辺の山岳地帯や砂漠地域で、設置されたテロリストの各拠点に対する大規模な空爆を実施していると説明した。

これらの空爆は、タンフ基地方向からのイスラーム国の補給線およびディーディー山、アムール山、グラーブ山、さらにはパルミラ・スフナ間の地域の渓谷や洞窟を標的にしており、さらにダイル・ザウル県西部のビシュリー砂漠、ラッカ西部のラッサーファ砂漠のほか、ハマー県東部の砂漠地帯にも及んでいるという。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57734 )