シリア:シリア・ロシアの合同空軍がテロ組織の各拠点を空爆(4)
2024年10月07日付 al-Watan 紙
■シリア・アラブ軍がイドリブ県内の「緊張緩和地帯」でテロ組織に対する作戦を継続…露軍と共同でダイル・ザウルやパルミラ周辺でも空爆を実施する一方、イスラエルはヒムスを空爆
【ダマスカス:本紙】
また別の報道によれば、ハスィーヤ工業都市の都市管理責任者であるアーミル・ハリール氏は、「イスラエルによる空爆が同地域で発生し、医療および人道物資を積んだ車両3台が標的となったが、被害は物的損害に限られた。一方、現場で自動車工場が攻撃されたという情報は誤りである」と明らかにした。
その後、同日午後には中部地域(ヒムス県およびハマー県の空域)において、シリア軍の防空部隊が「敵対的な目標」に対する迎撃を行った。
『ワタン』のヒムス県特派員によると、ヒムス市の上空では強い爆発音が響いたという。
一方で米国占領軍は、ダイル・ザウル県北部の複数の村に対する急襲作戦を実施し、市民2人を拘束したうえで彼らをハサカ県南部のシャッダーディに設置された非合法基地へ連行した。
地元メディア「ハーブール」によれば、この作戦には「シリア民主軍」および米軍の航空(ヘリコプター)部隊が参加しており、対象となった村はアトマーン村であるという。
さらに同メディアは、この作戦により、ムハンマド・ファルハーン兄弟(ガーズィー氏およびマーズィン氏)が「イスラーム国」に関与した疑いにより拘束されたと伝えた。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:57735 )