シリア:米国占領軍がウマル油田とコニコガス田で警戒を強める(3)
2024年08月08日付 al-Watan 紙
■米国占領軍がウマル油田とコニコガス田で警戒を強める…アラブ系部族軍はシリア民主軍に大規模攻撃を加え、ダイル・ザウル県東部の複数の町を制圧
【ハサカ:本紙】
さらに同複数筋は、SDF隊列の撤退と士気の崩壊により、ダイル・ザウル県東部の田園地帯にある違法な「ウマル油田」と「コニコガス基地」に駐留する米国占領軍が警戒を始めたことを明らかにした。具体的には、彼らは部族戦闘員がSDFに守られているこれら2つの拠点に到達することを危惧しているという。その後、米国占領軍のヘリコプター複数機がダイル・ザウル県東部のズィーバーン町近くのユーフラテス川沿いで部族軍に向けて機関銃を発砲した。
同複数筋によると、アラブ系部族軍による強力かつ組織的な攻撃は、今年3月初めからユーフラテス川東岸地域に広がっていた静寂状態ののちに起こった。1月から2月にかけて、アラブ系部族戦闘員による激しい攻撃があり、SDFに対して人的および物的損害を与えた。
アラブ系部族軍は公式ウェブサイトへの投稿で、ダイル・ザウル県東部の田園地帯にあるガラーニージュ町およびカシュキーヤ町に拠点を設置するために増援が到着したことを明らかにした。またアラブ系部族軍の増援はズィーバーン町およびタイヤーナ町にも到着したという。
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:58549 )