ここ一ヶ月でチーター17頭が目撃される

2008年01月17日付 E'temad-e Melli 紙
 17頭のアジア・チーターが、ここ一ヶ月の間にイラン国内4箇所で目撃されている。

 セムナーン州自然保護監督官のナーデル・キャラミー氏はトゥーラーン保護区でチーター4頭が休息しているところを目撃した。150メートルの距離から撮影されたこれらのチーターたちの写真もある。

 これに関して、「アジア・チーターとその生息地を守るプロジェクト」事務局は、別の3頭のチーターがカモシカを食べているところがトゥーラーン地域の他の地点で目撃されたと伝えている。しかし残念ながら、事情をよく知らない人物がこのうちの1頭をバイクで追い掛け回し、生け捕りにしてしまったという。このチーターは現在、セムナーン州の自然保護局で保護されている。

 また、ヤズド自然環境局の報告によれば、ナーイェバンダーン野生動物保護区内にあるアリーアーバード地域において、2匹のチーターが自然保護監督官によってアーザル月中旬〔西暦で12月上旬〕に目撃されている。

 さらに、アラセスターンと呼ばれる地域に設置されたバーファグ保護区でも1頭チーターとその子供3頭が目撃されたとの報告もあり、バーファグ自然環境保護局のアリー・アクバル・キャリーミー局長はそのチーター親子の様子を収めた短い映像を撮ることに成功している。

 またスィヤーフ・クーフ保護区でも、1頭の親チーターが3頭の子供と一緒にいるところを目撃されている。


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翻訳者:島崎紗帆
記事ID:12940