対レバノン戦争のイスラエル人被害者らが米国内のレバノン系銀行を告訴

2008年07月08日付 Al-Nahar 紙
■ イスラエル人60人がレバノン系銀行を告訴

2008年07月08日付アル=ナハール紙(レバノン)HP1面

【ラーマッラー:本紙】

 2006年7月のレバノンに対するイスラエルの戦争で怪我を負った、あるいは肉親を失ったイスラエル人60人が、アメリカ合衆国の連邦裁判所に対して、米国内のレバノン系銀行5行を告訴した。

 訟えによればこれら5行はヒズブッラーや「その他のテロ組織」に金融サービスを提供していた。これは国際法に対する違反と見なされる。

 原告らは賠償額を裁判所の決定に委ねたが、おそらく少なくとも1億ドルに達する見込みである。

 イスラエルの司法当局筋は「この訴訟に参加可能な対象者には、第2次レバノン戦争中にレバノン本土からの攻撃で損害を受けたその他の国民も含まれる」と述べた。


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翻訳者:松原翔
記事ID:14316