核交渉団、帰国:空港で行われた歓迎式典に「核の殉教者」遺族も出迎え

2013年11月24日付 Jam-e Jam 紙
 5日間にわたる困難で中身の濃い交渉を終えたモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外相が、イランと5+1との間で結ばれた合意文書を携えて、イラン核交渉チームの面々らとともにテヘラン・メフラーバード空港に降り立った。

 イラン核交渉チームを出迎えるための歓迎式典が政府パビリオンで開かれ、モハンマド・ナハーヴァンディヤーン大統領事務所長、モハンマド・シャリーアトマダーリー行政担当副大統領、ホッジャトルエスラーム・ヴァルモスレミーンのシャヒーディー殉教者財団総裁、ホセイン・フェレイドゥーン大統領特別補佐〔※ロウハーニー大統領の兄弟〕、国会のアラーオッディーン・ボルージェルディー国家安全保障外交政策委員長、国会のゴラームレザー・メスバーヒーモガッダム議員(テヘラン選出)、ハサン・ガシュガーヴィー外務省次官(議会・領事担当)、マルズィーイェ・アフハム外務報道官、ヴァリーオッラー・セイフ中央銀行総裁らが参集した。

 また、「核の殉教者」らの偉大なる遺族らや、ザリーフ外相をはじめとする核交渉チームのメンバーらの家族ら、その他の当局者や政府関係者、国会議員らもテヘラン・メフラーバード空港に集まった。

 さらに、若者や大学生らも、イラン核交渉チームの面々を歓迎するために、メフラーバード空港にある政府パビリオンの前で集会を開いた。

 これらの若者らはハサン・ロウハーニー大統領の写真やイラン・イスラーム共和国の国旗、花束などを手に、交渉チームへの支持を叫び、彼らの帰国を歓迎した。

 この式典では、「核の殉教者」の一人である殉教者アリーモハンマディーの妻が、その他の「核の殉教者」の遺族を代表して、感謝の盾をイラン交渉チームを率いたザリーフ外相に手渡した。


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翻訳者:白糸台国際問題研究所
記事ID:32096